独特の世界観が織りなす物語。スローンとマクヘールの謎の物語

水平思考パズル、というものをご存知でしょうか。出題者が出す問題に対して、回答者がyesかnoで答えられる質問をすることで問題を推理していくゲームです。代表的な出題は「ウミガメのスープ」です。

私が好きなゲームソフト、『スローンとマクヘールの謎の物語』はこの水平思考パズルを解くゲームになっています。2009年、レベルファイブからニンテンドーDS専用のゲームソフトとして発売されました。あくまで水平思考パズルゲームなので、RPGのようなストーリー性はありません。プレイヤーには、次々と出題される問題をただ解いてもらいます。

まず、ゲームが始まるとまず問題文が読み上げられます。その問題文は、短い物語の最初と結果だけを伝える簡単なもの。プレイヤーは問題文の中から気になる部分選択し、質問文を作ります。作った質問文をもとに、出題者ははいといいえで答えます。プレイヤーはその解答をもとに、結末を推理していきます。最後に結末に関する質問に答えていき、それが正解したらクリアです。

一見難しそうに見えますが、質問すればするほど物語の全体像が見えてくるので、あまり難しくありません。解答を終えると、正解となる物語を読むことができるのでゲームをしているというよりは短編小説を読んでいるような感覚で遊ぶことができます。文章を読むのが苦手という方も、問題文は読み上げてくれるのでストレスなく遊ぶことができると思います。

このゲームの魅力は何といっても出題される問題の面白さです。一つ一つの話が面白いので、クリアしたから次のステージ、という感覚ではなく次の物語を読もう、という気持ちで進めてしまいます。また、どんどん先に進んでいくと、読んだことのある話が別視点でまた出題され謎がどんどん解決できます。ひとつひとつは短いので、空いた時間にひとつとか、寝る前にひとつ、のように進めていくこともできるます。様々な思考を鍛えることができるので、子供にもオススメですが、忙しい大人の方にオススメしたいゲームです。また、クリアした内容を友達に話せばDSがなくてもみんなで遊ぶことができます。

問題を読み上げる独特な雰囲気、そしてその雰囲気をさらに高めるBGM。気づけばその世界観のとりこになっていること間違いなしです。ぜひ、遊んでみてください。